ブログ書くのがお久しぶりすぎて、めちゃくちゃ戸惑っています。2年ぶり、とかさすがに放置しすぎだろ……。 だいぶ前から、やろうと思っていた翻訳ができましたのでそれについて所感というか、感想みたいなことを書いてみようかと思います。 翻訳のあとがきに…
ケルズの書――ダブリン大学トリニティ・カレッジ図書館写本 作者: バーナード・ミーハン,鶴岡真弓 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2015/01/29 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 『ケルズの書』というのは、8世紀頃に成立したとされる…
グエルチーノはあまりよく知らなかったのですが、「バロック」の語につられて見に行ってきました。グエルチーノは本名ではなく、「やぶにらみ」という意味の綽名なんですね。なんか中二くさいと思ってしまいました(笑)。 バロック芸術は、プロテスタント側…
といいつつ、祭りよりもこちらの副長の写真が見たかったんですよ。 この期間だけは佩刀の刀身も見られますし。和泉守兼定のほうは、来週また土方歳三資料館まで足を運ぶ予定(日野宿本陣方面だけで疲れてしまうので、2回に分けて行くことにしたお年寄りです …
なんか油断してるとまたつい放置になってしまいます。ブログ持ってる意味あるのかなあと思いつつ、メディアマーカーより転載です。 こちらのサイト(書評でつながる読書コミュニティ - 本が好き!)でも書評という名の感想文を書いているのですが、2級に昇級…
読んだ本の感想は終始一貫してメディア・マーカーでまとめているんだけど、なにやらすっかりご無沙汰になってしまったので、これからはこちらのブログにも書こうかなと思っています。重複することになるので、MMのほうはメモ的に使用するだけにするかもしれ…
趣味で切り絵を始めてみた当方ですが、なにげにけっこうハマっています。身近にある道具で簡単に始められるのがいい! あと、すでにできている図案をコピーしたり、ネットで見つけた絵をちょろっと加工すれば下絵として使えるのが非常に楽でいいと思います。…
小雨ちらつく寒さの日々つのる晩秋に、フィレンツェの黄金時代に思いを馳せつつ、ウフィツィ美術館展を鑑賞しました。 Instagram チラシのサンドロ・ボッティチェリの「パラスとケンタウロス」の絵のせいで、異教的なモチーフ(ギリシア・ローマ神話)の作品…
引越のためバタバタしていたので、ようやく今頃になって研究書編をまとめてみました。自分向けにかな~りセレクトしてます。こんなものでも参考になれば幸い。 ■ルネサンスの古典的研究 ブルクハルト『イタリア・ルネサンスの文化』(原典のほうにも引用しま…
新選組美男五人衆 (フラワーコミックス) 作者: かれん 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2014/09/22 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る かれんさんの新選組漫画は絵が少女マンガチックなので、どうなんだろうと思いがちだけれど、見た目に反し…
伊藤博明『ルネサンスの神秘思想』(講談社学術文庫)を読み終えたところですが、参考文献リストが詳しく、なかなかよくできているということで、これをもとに必読文献をリストアップしておきたいと思います(和書オンリー)。これは読んでおきたいという個…
薔薇王の葬列(2) (プリンセス・コミックス) 作者: 菅野文 出版社/メーカー: 秋田書店 発売日: 2014/09/16 メディア: コミック この商品を含むブログ (1件) を見る リチャードが父上の死を知って本格的に化物へと変容する巻でした。原作は言うまでもないが、…
神曲 煉獄篇 (講談社学術文庫) 作者: ダンテ・アリギエリ,原基晶 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/07/11 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (4件) を見る 『神曲 煉獄篇』の冒頭、まえがきにもあるように煉獄という概念が誕生したのは十二世紀のこ…
■かなり以前からダンテの『神曲』は課題図書のように見なしていたにも拘わらず、却ってそれがゆえかなかなか手を出せずにいたのですが、この度新訳刊行を機にようやく手にとってみました。現時点で、煉獄篇まで読破。 西洋の歴史と文化を理解するうえでキリ…
うつろ舟 (河出文庫) 作者: 澁澤龍彦 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2013/02/15 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る エッセイはたくさん読んできたが、創作のほうはどうなんだろうと思って手にとった本書。うつろ舟のモチーフには以前…
日本人の洋行体験には以前から興味があったのと、山田風太郎の明治物に成島柳北が出てきて興味をもち、読んでみました。 幕末維新パリ見聞記――成島柳北『航西日乗』 栗本鋤雲『暁窓追録』 (岩波文庫) 作者: 井田進也 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2009…
クランチのほうにメモった必読本リストをこちらにも。一部はすでに読めているので、既読のものは色分けしておきます。一部追加してます(※随時更新)。ぶっちゃけこのペースだと読書だけで寿命が尽きるわ……。 クランチは色分けなどできないので、そのためだ…