【超入門】切り絵の始め方
趣味で切り絵を始めてみた当方ですが、なにげにけっこうハマっています。身近にある道具で簡単に始められるのがいい! あと、すでにできている図案をコピーしたり、ネットで見つけた絵をちょろっと加工すれば下絵として使えるのが非常に楽でいいと思います。なので、絵を描くことに抵抗がある方も大丈夫。絵心がなくとも基本的に少しの器用さと根気(これが一番大事)があれば、誰にでも始められます。
というわけで、切り絵の始め方について、備忘録を兼ねてとりあえずまとめておきました。
道具をそろえよう
まずは道具をそろえることから。そりゃ道具がなければ、なにも始まりません。入門の第一歩はここからです。切り絵には基本的にカッターで切る切り絵(日本で普及しているのはむしろこっち)とハサミでチョキチョキ切っていく切り絵(レース切り絵)があります。後者は特殊なハサミが必要なので、今回紹介するのは前者のカッター方式です。
道具(必要最低限)
- カッター(アートナイフ)
- カッターマット (→ダンボールなどでも代用可)
- 黒い紙(画用紙、色上質紙など)
- コピー用紙(下絵)
- マスキングテープあるいはセロハンテープ(下絵を黒い紙に固定する。ホチキスでもよい)
- ハサミ
あったらいいかも:(なくてももちろん可)
- 精密ハサミ
- ピンセット
- 黒のマジック
- のり
- 台紙
下絵の準備
とりあえず最初は市販の図案集をコピーして使いました。使用した本はこちらです。
収録されている図案のうち何枚かコンビニでコピーし、それを下絵をとして使用しました。まずは絵の周りの余白部分をカットし、マスキングテープで固定します。つぎに、黒い紙の余分なところもまた、ハサミで切り落とします(邪魔になるので)。こういう感じです(↓)。
切ってみよう
準備ができたら早速切ってみましょう。コツは中心から周縁のほうへと向けて放射状に小さなパーツから切っていくこと。あと、線の交差する部分はクロスするようにしてカットする。この点だけしっかり守るようにすれば、だいたいうまく切れると思います。なんて偉そうに言ってるけど、細かいパーツは引っ張ってみたら切れてなくて、繊維がぼそぼそ残ってしまうことが多いです……精密バサミでカットしたりして誤魔化しているという(´・ω・`)
切り方のコツをつかんだらあとは上記の手順を守りつつひたすら切っていくだけです。輪郭を最後にカットして完成です。地味な作業ですし、めちゃくちゃ肩も凝りますが頭を空っぽにするのにいい気がします(モヤモヤしてるときなんかいいかも?)。
できあがった切り絵:
(こちらが一番さいしょに切ったものです。厚みのある黒画用紙だったので指が筋肉痛に(((( ;゚д゚))))
(台紙がクリーム色なんですが、白にしか見えないですね^^;;)
台紙を変えたり、フレームに入れてみたりすることでも、アレンジがききます。スキャナーで取り込んで、デジタルで色づけというやり方もあるそうでボチボチいろいろ試してみる予定です。今回は下絵はコピーでしたが、自分で描いて下絵にしてももちろんOKです。
道具リスト
リストアップした道具は文房具屋さんでも手に入ると思いますが、面倒なので私はAmazonで黒い紙以外はすべてポチしてしまいました。「よく一緒に購入されている……」ってやつでまとめ買いです(笑)。
黒の紙だけは下記で購入しました。
【クロネコメール便A4サイズ】この商品3個まで可メール便利用可能条件ページ下↓必ずご確認の上... |
レビューを読んだら切り絵用に購入している人が多数。ほぼそれ専用です(笑)。当初は100均の黒画用紙を使いましたが、厚くて切るのが大変だった(力がいる)ので、こちらを使用することにしました。
別手法もある
道具が手に入れやすいということで、一般に普及しているカッタータイプの切り絵を紹介しましたが、同じようにカッター使用の切り絵でも下絵を直接カットしてその後、マジックやスプレーで色をつける手法もあるそうです。こちらについてはまだ試していないので、試してみてから後日ご紹介しますね。