Éd/zotérique

読書の備忘録

2015-01-01から1年間の記事一覧

ケルズの書と彩飾写本について

ケルズの書――ダブリン大学トリニティ・カレッジ図書館写本 作者: バーナード・ミーハン,鶴岡真弓 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2015/01/29 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 『ケルズの書』というのは、8世紀頃に成立したとされる…

グエルチーノ展とバロック等

グエルチーノはあまりよく知らなかったのですが、「バロック」の語につられて見に行ってきました。グエルチーノは本名ではなく、「やぶにらみ」という意味の綽名なんですね。なんか中二くさいと思ってしまいました(笑)。 バロック芸術は、プロテスタント側…

ひの新選組まつりに行ってきた

といいつつ、祭りよりもこちらの副長の写真が見たかったんですよ。 この期間だけは佩刀の刀身も見られますし。和泉守兼定のほうは、来週また土方歳三資料館まで足を運ぶ予定(日野宿本陣方面だけで疲れてしまうので、2回に分けて行くことにしたお年寄りです …

欲望の隠喩としての獣、あるいは欲望の具現としての魔物

なんか油断してるとまたつい放置になってしまいます。ブログ持ってる意味あるのかなあと思いつつ、メディアマーカーより転載です。 こちらのサイト(書評でつながる読書コミュニティ - 本が好き!)でも書評という名の感想文を書いているのですが、2級に昇級…

キリスト教のなかにひそやかに息づく古代異教の神々の声

読んだ本の感想は終始一貫してメディア・マーカーでまとめているんだけど、なにやらすっかりご無沙汰になってしまったので、これからはこちらのブログにも書こうかなと思っています。重複することになるので、MMのほうはメモ的に使用するだけにするかもしれ…